賃貸住宅管理会社【現役担当者】が教える駐車場経営

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駐車場経営を始めてみようか検討しているが、本当に稼げるのか不安でなかなか踏み出せていないのではありませんか?この記事を読んでいただくことで、いろいろな駐車場経営方法のメリット・デメリットを簡単に理解していただくことができますので、最後までお読みください。

結論、大きく儲けるというよりも、リスクをおさえてコツコツ稼げます。

まずは駐車場のタイプ別にご説明させていただきます。

1 月極駐車場(平面)

1-1 メリット

1-2 デメリット

2 月極駐車場(立体)

2-1 メリット

2-2 デメリット

3 時間貸し駐車場(自分で経営)

3-1 メリット

3-2 デメリット

4 時間貸し駐車場(一括借り上げ)

4-1 メリット

4-2 デメリット

5 シェアリング駐車場

5-1 メリット

5-2 デメリット

1 月極駐車場(平面)

1-1 月極駐車場(平面)のメリット

月極駐車場(平面)のメリットは、とにかく初期費用が掛からないことです。更地であれば、トラロープで車室を区切り、募集看板(手書きでも可能)を現地に張り出すだけで経営を開始できます。
しかも、満車時の売り上げ予測が立ちやすいです。

1-2 月極駐車場(平面)のデメリット

月極駐車場のデメリットは、一度満車になっても解約が出ると売り上げが下がってしまうことです。しかも自分で契約者を募集して経営する場合には、駐車場利用者と契約書を交わさなければならないことです。駐車場の契約書は、文字数はA3用紙1枚分くらいですが、不動産業者によってはトラブルが起こるたびにそれをカバーできるようにアップデートされているので、全くの素人であれば、不動産会社に契約者の募集と契約書の発行を依頼して、自分は記名・押印するだけの方が良いかもしれません。その際、手数料として駐車料金の1か月分くらいを不動産会社に支払うことが一般的です。

さらに、駐車料金の滞納時など、基本は電話や手紙で督促をおこなっていきますが、2~3ヶ月分滞納されたときは、場合によっては内容証明郵便などで契約解除を促しながら滞納料金の督促をしたりするので、そういった面でも初心者の方は不動産会社のアドバイスが頼りになると思います。

2 月極駐車場(立体)

2-1 月極駐車場(立体)のメリット

立体駐車場のメリットは、なんと言っても土地の面積以上の契約台数が契約できることでしょう。単純計算で2階建てにすれば2倍に、3階建てにすれば3倍になります。

2-2 月極駐車場(立体)のデメリット

立体駐車場の最大のデメリットは、とにかく初期費用が高いこと、そして機械式であれば定期メンテナンスが必要になることです。都心の駅前など月額5万円以上駐車料金が設定できる場合は検討の余地がありますが、個人経営の駐車場では必要ないと思います。

3 時間貸し駐車場(自分で経営)

3-1 時間貸し駐車場(自分で経営)のメリット

時間貸し駐車場のメリットは、値段設定次第で月極駐車場よりも売り上げを高くできることです。1ヶ月11,000円/台で貸している月極駐車場でも時間貸し駐車場にして、24時間500円で貸し出せば、月額15,000円/台の売り上げが上がることもありますし、もっと上を狙えることもあります。

3-2 時間貸し駐車場(自分で経営)のデメリット

時間貸し駐車場のデメリットは、初期費用がそれなりにかかることです。およそですが、5台の時間貸し駐車場を始めるのに200万円~かかります。フラップ版が故障した際に、自分で修理できる技術があれば良いですが、なかなかそんな人はいないため、メーカーに修理を依頼すると1回あたりだいたい3万円~必要となります。あとは月々の電気代が7,000円ほどかかります。安全面を考慮して、集金時はできるだけ二人以上で取り掛かるようにしましょう。

4 時間貸し駐車場(一括借り上げ)

4-1 時間貸し駐車場(一括借り上げ)メリット

一番オーソドックスな時間貸し駐車場の経営方法です。一括借り上げしてくれるので空車のリスクがなく、機器の故障もすべて業者が修理してくれる。すべてのトラブルをコインパーキング業者が対応してくれる。

4-2 時間貸し駐車場(一括借り上げ)デメリット

売り上げがどれだけ上がっても、コインパーキング業者からは地代収入のみになってしまう。担当者ひとりひとりの担当物件が多いため自分の駐車場経営に親身になってもらえない可能性がある。

5 シェアリング駐車場

5-1 メリット

3-1でお話しさせていただいた内容とメリットと同様に、月極駐車場より高い売り上げが見込める点と、完全予約制の駐車場なので利用者が一見客なのかリピーターなのかの判断もつきやすく、値段設定の際に判断材料としてデータの蓄積がしやすいことです。そして一番のメリットは、初期費用がほぼ0円で時間貸し駐車場を自分で経営できることです。特別な機械も舗装も必要としませんので、月極駐車場が空車になっている短期間だけの経営もできますし、本格的に時間貸し駐車場の経営者として第一歩を踏み出すこともできます。

5-2 デメリット

デメリットとしては、値段設定が上手くいかないと全く売り上げが上がらない可能性もありますが、近隣のコインパーキングの値段設定を参考にしながら経営すると、結構うまくいくこともありますので、もし興味があれば下記のページも参考にしてください。

シェアリング駐車場ってコスパ良いって本当?のページへ行く